どS博士の電池について

TTでの早さ…
速さだけなら大事なのは…
1.モーター
2.電池
3.駆動
4.タイヤ
5.車重
と3レーンのコースならこの順番だとドS博士は考える。

電池について、ブレークインや当たり前の事は他のブログとかにも乗ってるのでちょっと違う事と定説やぶりを…

電池を使わない時に放電して保管ってのを良く聞きますが…
そもそもこの保管方法は自然放電の少ないリポ系のバッテリーの保管で、自然放電の多いニッスイにはむかず、車のバッテリーの様にある程充電しておいて使う前日に充放電してリフレッシュし活性化して使うのが正しいと思われる。

まず電池の基礎知識ですが
難しいので水に例えます容量が水タンクの大きさで、ボルトが水圧、抵抗値が蛇口の様な物と例えます。
まずタンクは100%でなみなみではなくて飲料容器の様にある程溢れない所が100%になっています。
容器のなみなみ迄充電できますが余分な充電はそれ以上水のように溢れたり勢いや充電量が多いと破損の元になります。

ボルト(電圧)ちょっと違いがありますが水圧です。電圧本来の力の勢いですね

抵抗値が蛇口です。電気の流れる量の調整です。

テスターとかで測るとアルカリがネオチャンプより電圧が高いのにネオチャンプより遅いのは抵抗値が高い為で蛇口がちょっとしか開いてない状態だからです。

電池の育成とはリフレッシュ等で活性化や放電によるメモリーキャンセルの他に抵抗値の設定がもっとも大事であります。

皆さん1Aの充電、放電してる方多いんではないでしょうか?
何故1A?気にした時ありますか?

大きなA(アンペア)で充放電すると抵抗値が下がります。(蛇口を開ける)
小さなAで充放電すると抵抗値が上がります(蛇口を閉まる)

で、蛇口を開けるって事はいっぱい量が出て早くなるが、容量が早く減ります。
蛇口を閉めれば出る量が少なくなり遅くなるが長く持ちます。

抵抗値の低い電池をスプリントやパワダは抵抗値の低い電池を使うと恐ろしいスピードが出ますが…ロングコースだと持ちません。
またチューン系、ノーマルモーターとかの限定レースに使えば放電量が多いぶん早くなります。

抵抗値の低い電池は体力のある電池ができます。ロングコースや電池の交換出来ないレース等に向いていますがスプリントクラスのモーターだとハイパーより遅くなる可能性があります。

また大きなAで充放電すると電池の寿命が短くなったり、やり方を間違えると電池が破損し液漏れ等が起こります。

電池はモーターに次ぐパワーソースです。
状態やレースによって違う性質の電池を育てて使い分けるのがオススメです。


(ちょい技)
高価な充放電機買えないよって方はいらないシャーシにスプリントとかハイパワーモーターを入れて放電する方法もあります。
レースで電池を放電しないで繰り返し充電する時はメモリー効果が出ないようにコースのラップタイムの2倍位の時間を空回しもしくは走行してから充電した方がメモリー効果によるラストラップの電池のタレや再レースのスピード低下が回避出来ます。